子供とお金の大辞典子どもと金融サービス子供のための銀行口座>子供の教育費の積立としての積立預金(積立貯金)

子供の教育費を銀行を使って貯める・貯金する

数ある金融商品の中でも安定性と安全性を備えている商品が「銀行預金」です。金利は低いですが元本は保証されていますし、積立といったような貯めるための仕組みも整っています。ここでは、子供の教育資金を銀行を使って貯める方法や口座の管理などについて説明していきます。


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子供の教育資金は誰の口座で管理すべき?

子供の教育資金については「子供名義の銀行口座の作り方」でも説明しましたが、基本的には親権者名義の口座で管理することをお勧めします。

理由としては将来高額の資金を引き出すときに名義の関係で銀行と揉める可能性もあります。また、今後もこうした名義関係は厳しく扱われることが予想されています。

子供名義で教育資金を管理するメリットはあまり無いので基本的にはご両親(親権者)の名義で管理、積立することをお勧めします。

 

教育資金の積み立てに活用したい積立預金って何?

積立預金は銀行預金の中でも貯蓄性を重視した預金です。
毎月一定の金額を定期預金として預けていくもので、普通預金からその金額が天引きされます。自動的に引き落としされるので、 毎月一定額を貯めていきたいという方におすすめ。

最初に金額を決めておけば確実に貯めていけるという点が魅力です。 なかなか貯金ができない、貯まらないという方は積立のような形でお給料日くらいに天引きをするようにして、使えないようにしておくというのは有効なお金の貯め方です。

 

どうやって銀行を選べばいい?

教育費を積立貯金する上で、おすすめの銀行はやはり金利を住するべきかと思います。
個人的なお勧めは「イオン銀行」と「ソニー銀行」です。いずれも積立預金に対応しているのと金利が高めです。

イオン銀行
イオンでのお買い物がお得になるなどの特典もあります。積み立て用としてはもちろん、普段使いの銀行としても魅力的です。 イオンカードセレクト(キャッシュカード一体型クレジットカード)を作れば預金金利がさらにアップします。年会費無料です。
>>イオン銀行公式ホームページはこちら

ソニー銀行
金利面に魅力があるネット銀行です。一つの口座内で預金を分けて管理することもできるので、様々な目的別に積み立てなどの貯金をしていくということもできます。ポストペットというキャラクターで楽しく貯めていくことができます。
>>ソニー銀行の詳細情報はこちら

なお、金利面以外を考えるなら地方銀行などでも「こども積立預金」といったような名称で子供の教育資金専用の通帳を作ってくれるようなサービスもあります。(ただし金利は高くはない)。

どちらがいいかについては一概には言えませんが、子供の教育費を貯めていくという長期運用となる以上、金利にはこだわった方がいいと思います。

 

積立預金以外で教育費を貯金するなら?

積立以外で貯金するなら、やっぱりおなじみの「定期預金」がお勧めです。

銀行選びは、積立と同様に金利が高いネットバンクなどを比較して随時運用していくという方法もありかもしれません。最新の銀行の金利水準については「ネットバンク定期預金金利ランキング(外部サイト)」や「定期預金金利ランキング(外部サイト)」などをご参考いただければと思います。

なお、定期預金をするとき、金額がある程度まとまっている場合は小口に分けて定期に預けることをお勧めしています。

小口に分けておけば、万が一途中でお金が必要になった場合でも、その一部だけを解約することができるからです。

また、どうも貯金は苦手なんだけど…。という方は「今すぐ始める貯金!お金の貯め方、賢い貯金術」がおすすめ。貯金を始めるポイントや貯金術などがアドバイスされています。
いずれにしても、教育費を貯金するためには、ご家庭の家計収支を安定させ、黒字化することが大切です。

まずは、貯金できる家計体質を作り上げていきましょう。

その他の教育資金の積立、貯め方について

預金以外にも教育資金を積立していく方法として「投資」と「保険(学資保険)」の二つが挙げられます。それぞれの特徴についてはリンク先のほか「子供の教育資金を準備する3つの方法を比較」でも詳しくまとめているのでご一読ください。

 

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