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子供のための学資保険の選び方

子供の教育資金は学資保険でカバーしたいという方のための、学資保険の選び方を説明するページです。ポイントは「返戻率」とその途中の解約リスクの有無が焦点となってくるでしょう。


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最終的な返戻率を比較してみよう!

学資保険というのは基本的に「運用性」を重視する保険となります。
つまり、預けた掛け金(保険料)に対してそれが何%で戻ってくるのか?ということを評価する必要があります。

それを示すのが「返戻率(へんれいりつ)」という指標です。

返戻率が100%を超えるというのであれば、支払った保険料よりも多くが戻ってくるということ。逆に100%を下回る学資保険は元本割れする保険ということになるわけです。

もちろん、学資「保険」なので保険としての保障機能もありますが、その辺りについては普通の生命保険等でカバーすべき内容かと思います。

 

保険部分は実際あまり重要ではない

学資保険は保険なので、保障もついています。

・親に万が一がある
以後の保険料が不要になる。

・子どものケガなど
通院や入院に関する補償がついている場合がある

親の死亡に関する保険は学資保険共通ですが、子ども向けの補償については保険によって様々です。貯蓄性を高めた学資保険の場合はセットされてないこともあります。

保障部分はその多くが「こども総合保険」などのような保障内容となっています。こうした補償はわざわざ学資保険で行う必要が無いものも多いです。

基本的に途中解約はしないのが前提

学資保険の場合、いつでも解約をすることはできますが、途中で解約をすると損をしてしまいます。保険商品全般に言えることなのですが、途中で解約する際の戻り金(解約返戻金)は100%を割るのが基本です。

特に契約を始めてから日が浅い場合は返戻率が5割を下回るというのもザラです。要するに預けた保険料の半分以上が戻ってこないということになるわけです。

そのため、学資保険については途中で解約することが無い無理のない金額で始めることも大切なわけです。

 

学資保険を選ぶなら、返戻率が高いものを選ぶ

学資保険は保険としての機能よりも貯蓄性を重視しましょう。
今のような低金利の状況だと、高い利回りは計算しにくいのですが、それでも定期預金などで運用するよりは金利が高いものが多いです。

人気が高いのはソニー生命ですね。というか、学資保険を利回り(運用性)で選ぶのであれば、ソニー生命以外に選択肢がないというような状況とも言い換えることができます。

参考:ソニー生命の学資保険のメリットとデメリット

 

その他の教育資金の積立、貯め方について

保険以外にも教育資金を積立していく方法として「預金」と「投資」の二つが挙げられます。それぞれの特徴についてはリンク先のほか「子供の教育資金を準備する3つの方法を比較」でも詳しくまとめているのでご一読ください。

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