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公立・私立幼稚園でかかる教育費・学費

幼稚園は子供の初めての教育となるケースが多いですね。公立と私立があります。ただし、小学校以上とは違い、「公立」の幼稚園は数が少ないため、私立幼稚園を選択せざるを得ないケースも多いです。

学費以外にも、制服代、給食費のほか、幼稚園くらいから外部の習い事などを始める方も多く、子育てとしての費用がかかり始める時期です。幼稚園移行も含めて、将来の学費・教育費についてしっかりと計画を立てていきましょう。


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公立と私立に差はあるものの補助制度もある

子供の学習費調査平成22年度版によると幼稚園にかかる教育費・学費は下記のようになっています。ちなみに、下記は授業料以外にも図書費や学用品費、学校外活動の費用なども加えた費用となっています。

公立幼稚園:23万1920円 (3年間で69万5760円)
私立幼稚園:53万7518円 (3年間で161万2554円)

こうして比較すると公立よりも私立の方が2倍以上教育費がかかることになりますね。また、私立の場合は学校によってかかる費用にかなり幅がある場合もあります。事前にホームページや資料などでどのくらい費用がかかるのかを確認しましょう。
園に電話などで直接聞いてみてもいいと思います。

なお、市区町村では「私立幼稚園就園奨励費補助金」という補助制度も用意されており、私立幼稚園に通う家庭の補助制度も実施しています。

 

私立幼稚園就園奨励費補助金

原則として、居住の市区町村が実施している補助制度です。
幼稚園・保育園の補助額格差や公立、私立の格差解消のために実施されるものです。制度として国が大筋を決めていますが、詳細は自治体によって異なります。

収入制限があるので、収入(市民税)によって補助額が異なります。基本的に幼稚園を通じて受け取ることになるので詳しいことは通園している「幼稚園に問い合わせる」のが一番です。

また、各市区町村のホームページなどでも掲載されているので検索エンジンなどで「私立幼稚園就園奨励費補助金 お住まいの市区町村名」などと検索しても情報をてにいれることができるかと思います。

 

子供が幼稚園の時に考えておきたい学費や教育費の考え方

入園児には制服代や入学金(入園金)、保育用品などである程度まとまったお金(10万円超程度)が必要になります。それからは毎月1カ月単位で学費がかかります。8月は基本全部お休みですが、給食費以外の費用はかかるのが一般的です。
なんで!と思うかもしれませんが、そういうものです。1年分の学費をトータルで加えて12カ月で割っていると割りきって考えましょう。

子供が複数いる場合は同じ幼稚園に通うようにすると学費の割引などを受けられる場合もあります。また、学用品等の使い回しもできます。そのため、子供が2人以上いる場合は計画的に幼稚園を考えておくと良いですね。

 

進学状況と必要な教育費・学費のまとめ

幼稚園
小学校
中学校
高校
大学

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