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子供の教育資金を準備する3つの方法を比較

子育て費用について準備するためには基本的には「貯める(預貯金)」「殖やす(投資)」「備える(保険)」「借りる(ローン・奨学金)」という4つの方法しかありません。
奨学金やローンに関しては、直前でも何とかなりますが、その他の3つについてはできるだけ早くから準備をする以外に方法はありません。

対策を始める時期は早ければ早いほど色々な方法がとれます。子育て費用について準備しなくちゃと考えている方は、「少しでも早く行動に移す」ことが大切です。
それぞれの項目別に長所・短所があります。それぞれの特徴を理解した上で行動に移していきましょう。


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預金・投資・保険のそれぞれの違いを比較

預金、投資、保険においてそれぞれの違い・特徴をまとめて比較しています。

確実にどの方法が優れているということはありません。比較表に書いているとおり、それぞれの貯め方・殖やし方には長所、短所があるわけです。

  長所 短所
銀行預金

確実に教育資金を準備できる。元本割れのリスクがない。積立預金のように確実に貯めていきたいときに有利。

低金利時代が続いており、預金金利がほとんど期待できない。収益性がない。

どんな人・どんな性質のお金に適してる?
投資のように「リスク」を取れないお金の運用に適しています。確実に○○までに100万円を貯めたいというような場合には預金を活用すると良いかと思います>>積立預金で教育資金を貯める

投資

投資成果によっては年利数%以上の高いリターンを期待することができる。短期投資はぶれ幅(リスク)が大きいが、長期投資ができればリスクも低減できる。

運用成績によっては投資のリターンが元本割れすることもある。

どんな人・どんな性質のお金に適してる?
投資はリスクがありますが、長期間運用できればそのリスクを小さくできます。5年、10年といった長期で運用できるお金があれば、一部を投資に回しても良いでしょう。>>投資で教育資金を準備する

保険(学資保険)

教育資金の積み立ての際、両親に万が一の時があったときも経済的な支援が可能。
病気や怪我の際の保障としても利用できる。

保障が手厚いタイプだと結果的に元本割れになる可能性も。 また、途中解約すると大きく損をすることも。

どんな人・どんな性質のお金に適してる?
保険は途中解約をすると大損するケースもあるので、確実に、無理く払い続けることができる保険料で備えるのが基本です。また、保険を比較する時はしっかりと返戻率(トータルのリターン率)を比較することも大切です。
>>子供保険、学資保険のしくみ

 

 

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